オーディオブック版「スマホを落としただけなのに」をレビュー!

人気作の「スマホを落としただけなのに」をオーディオブックで楽しめるってご存知でしたか?

「スマホを落としただけなのに」は、数あるオーディオブックの中でも、私のおすすめのオーディオブックの一つです。

この記事では、多くの人々の心を動かしたスマホを落としただけなのに「スマホを落としただけなのに」のオーディオブック版について、その魅力をレビューします。

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シマラヤジャパン株式会社

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シマラヤジャパン編集部


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オーディオブック版「スマホを落としただけなのに」の感想

映画化された大ヒット作品「スマホを落としただけなのに」の原作は、オーディオブックとしても楽しめます。まさにタイトル通り、スマホを落としたことをきっかけに主人公が事件に巻き込まれていくさまはリアリティだけでなく、恐怖さえ感じるはずでしょう。

 

現代に潜む恐怖を感じる

スマホをモチーフとした犯罪事件がテーマとなっている「スマホを落としただけなのに」は、スマホを持つことが当たり前になった現代だからこそ、本当に自分の身にも起きてしまうのではないかといった恐怖を味わえます。

スリルのある文章、そして細やかな描写、それらがよりいっそう物語をリアルに描きます。「スマホを落としただけなのに」を通して、実際に自分のセキュリティの甘さに身につまされる思いになった方も多いのではないでしょうか?

 

クールかつ狂気を感じる声が特徴的

オーディオブック版「スマホを落としただけなのに」の魅力は、狂気を感じる語りにあります。リアリティを感じる作者の描写力が、身の毛がよだつような語りを通してさらに際立ちます。

小説が描く恐怖が語りでもって強調され、オーディオブックを聴く側としてはスリルある作品となること間違いありません。それは真夏の夜の怪談を聞いているような感覚です。

 

犯人を探すドキドキ感がリアル

「スマホを落としただけなのに」では、主人公がスマホを通して連続殺人事件に巻き込まれるさまが描かれます。
サスペンスの楽しみといえば謎解きをするような感覚で本を読み進めて犯人を推測することですよね。思わぬ人物が犯人だと知ったときは、「人は見かけではないな」と、人間不信になってしまうほど……。

このようなスリルを味わえるのも、オーディオブック版「スマホを落としただけなのに」の醍醐味です。そして、サスペンスでは犯人を突き止めたあと、主人公がどうなるのかも見所です。 「スマホを落としただけなのに」では、主人公のラストも衝撃的な展開となります。

オーディオブック版のメリット

オーディオブック版「スマホを落としただけなのに」の、書籍版や映画版とは違ったメリットは2つあります。それは「映像がないことでより恐怖を感じる」「声優の演技を楽しめる」ということです。

 

映像がないことでより恐怖を感じる

映画「スマホを落としただけなのに」では、物語の展開を楽しむことには向いていますが、映画ならではの演出もあって先の展開が読めるために恐怖を味わいにくいです。また、小説は活字が苦手な方にとっては読みづらいでしょう。そこでおすすめしたいのがオーディオブックです。オーディオブックであれば音声だけで内容がわかるので活字への抵抗がなくなるうえ、語りを手がかりに場面を自分で想像しながら聴けるため、よりいっそう恐怖心がそそられます。

 

声優の演技を楽しめる

オーディオブックの魅力は、ナレーターや声優の迫真の演技力を楽しめることです。「スマホを落としただけなのに」では主人公やその恋人、犯人、刑事など、さまざまな登場人物が現れるため、多くの声優が出演しています。

それぞれの声優のキャラクターや登場人物の気持ちが声によって表現されるので、彼らの声を通して場面だけでなく登場人物たちの気持ちを体感できて物語の面白さが際立つでしょう。

「スマホを落としただけなのに」とは?

「スマホを落としただけなのに」は、2017年に刊行された志賀晃さんによる小説です。主人公の稲葉麻美は恋人のいる30代のOLです。うっかり者の恋人はあるとき麻美とのデートの帰り道のタクシーの中でスマホを落としてしまいます。このささいな出来事をきっかけに麻美は事件に巻き込まれていくことに……。

彼らが降りた後にタクシーに乗った犯人の男は恋人が落としたスマホを盗み、その中に入っていた麻美の写真や情報、パスワードを抜き取ります。また、麻美は恋人のスマホに電話を入れたところ、犯人の男が電話口に出て、彼が凶悪犯と知らずうっかり名前を口走ってしまいました。

犯人は麻美をすっかり気に入ってしまい、スマホを返したものの次第に彼女に執着していきます。

一方で刑事たちは、連続殺人事件の犯人を突き止めるべく捜査を開始していました。捜査を通してわかっているのは、被害者の女性たちの見た目の共通点のみでした。そして彼女たちのルックスは麻美とそっくりです。さらに、その犯人とは麻美のデータを奪った男……。そう、犯人の次のターゲットは麻美だったのです。

その後、犯人の男が麻美に関するいろいろな画像や情報をSNSにアップロードしたり、麻美の過去が暴かれるなど、事件は急展開していきます。最後には麻美が山奥に閉じ込められ、犯人と対峙します。

犯人の執着心の恐ろしさや、自身の見せたくない姿を暴かれてしまう麻美の揺らいだメンタルなど、細部に渡るまでリアリティ溢れた描写で魅せるサスペンスです。

【続編】スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」は、「スマホを落としただけなのに」の続編です。前作「スマホを落としただけなのに」の連続殺人事件に加えて、ビットコインの流出事件も絡み、複雑な展開に……。「スマホを落としただけなのに」では実生活に関係するテーマでしたが、続編ではネット上の裏社会、ダークウェブなど大きなスケールで描かれています。

オーディオブック版「スマホを落としただけなのに」まとめ

オーディオブック版「スマホを落としただけなのに」では、映画版や小説と違って恐怖心をより煽られるような作品となっています。

声だけで語られる物語ゆえ、声優たちの迫真的な演技に引き込まれます。

リアリティとスリルに満ちた物語展開の虜となってしまう方も多いのではないでしょうか?