kindleを自動で読み上げて、書籍をオーディオブック化する方法は、スマホの設定を切り替えることでできるようになります。
この記事では、スマホでkindleの自動読み上げを設定する方法と、オーディオブックが聴けるおすすめの無料アプリも合わせて紹介します。
タップできる目次
kindleの読み上げ機能で書籍をオーディオブック化する方法
スマホひとつで本を読めるKindle。ですが、Kindleにも聞き流しをしながらオーディオブックとして利用することもできます。
ここでは、iPhoneとAndroidのそれぞれの端末でKindleをオーディオブックとして使う方法を紹介します。
iphoneでkindleを読み上げさせる方法
iPhoneでkindleを読み上げするためには、設定の変更をしましょう。
- STEP1「設定」アプリを開く
- STEP2「アクセシビリティ」をタップ
- STEP3「読み上げコンテンツ」をタップ
- STEP4読み上げ機能をON
- STEP5kindleを開く
androidでkindleを読み上げさせる方法
Androidの場合、端末内の「Talkback」機能をオンにする必要があります。
- STEP1「設定」アプリを開くデフォルトで入っている「設定」のアプリを開きましょう。
- STEP2「詳細設定」をタップメニューの中にある「詳細設定」をタップします。
- STEP3「ユーザー補助」をタップ「ユーザー補助」をタップします。
- STEP4「Talkback」をONにする「Talkback」の項目がある場合は、ONにします。もし「Talkback」がない場合は、GooglePlayにて「Talkback」を検索してインストールしてください。
- STEP5kindleを開くその後、Kindleで読み上げたいページを表示して、画面を右にスワイプ&ダブルタップすると読み上げが始まります。
kindleをオーディオブック化するメリット
スマホ片手に本を読めるKindleですが、音声を通してオーディオブックとしても使用できるなんて画期的ですよね。
Kindleをオーディオブック化することによるメリットは2つあります。
- ながら作業で本を読める
- 読書のハードルが下がる
ながら作業で本を読める
忙しい現代人にとっては、読書をするために時間を作ることがむずかしくなっています。
ましてや、活字を追うなんてさらに面倒ですよね。
そんななか、オーディオブックは本の内容を読み上げてくれる優れもの。
仕事をしながら、あるいは家事をしながら、あらゆるシチュエーションのお供となるはずです。
読書のハードルが下がる
ながら作業で本を読めるだけでなく、読書のハードルが下がるのもKindleをオーディオブック化するメリット。
文字を追う読書では、ある程度時間を確保しなくてはなりませんが、オーディオブックではながら作業で本を読めます。
そのため、スキマ時間に読書でき、しかも仕事や家事もはかどります。一石二鳥ですよね。
読書をめんどうと感じるかたにとっても、オーディオブックでの読み上げ機能さえあれば読書へのハードルが下がるはず。
その他、オーディオブックの上手な使い方については「オーディオブックをかしこく活用できる4つの使い方」の記事を参考にしてくださいね。
kindle読み上げ機能のデメリット
先ほども挙げた通り、Kindleの読み上げ機能は、ながら作業や、読書へのハードルが下がるなど、メリットがたくさん。
とくに読書が習慣となっていないかたにとっては、Kindleの読み上げ機能は優秀といえるでしょう。
とはいえ、ある程度読書に慣れているかたにとっては不満足な点も……。
このようなデメリットを避けてオーディオブックを楽しむのであれば、オーディオブック搭載の無料アプリを使うのがおすすめです。
画面を閉じるとページ移動しない
私が実際にKindleの自動読み上げを利用して、一番デメリットに感じたのがこのポイントです。
kindleの自動読み上げはバックグラウンドでも機能しますが、バックグラウンド再生の場合、1ページを読み終えるとそこでストップしてしまいます。
現状、この解決策はないようです。(2021年3月現在)
なので、kindleで自動読み上げをするときは常にスマホの画面をONにしてからポケットに入れておく必要があり、ちょっと不便に感じました。
音声が機械的で冷たい
音声の質に人間味がないところが、Kindleの読み上げ機能のデメリットです。
これは、リラックスしながら読書をしたいときや、お子さんに読み聞かせをしたいときに不便になります。
とくにお子さんへの読み聞かせでは温かみのある音声であってほしいもの。
Kindleでなく、オーディオブックの俳優やナレーターによる読み聞かせを利用したほうが良いでしょう。
このようにプロの声優が読んでくれるオーディオブックが聴く方法は「オーディオブックの聴き放題」の記事で解説しています。
たまにバグが発生する
まれにアプリが落ちてしまうなど、バグが発生してしまうのもKindleの読み上げ機能のデメリットでしょう。
ひとたびアプリが落ちてしまえば、読み直すのは大変ですよね。読書するときのストレスを減らしたいかたにとってはKindleの読み上げ機能は不充分かもしれません。
オーディオブックはアプリを使うのがおすすめ
ここでは、オーディオブックを聴けるおすすめアプリを紹介します。
登録初月は無料なので、無料期間を通してご自身の生活スタイルに合ったサービスを見つけつつ、ぜひオーディオブックのある暮らしを楽しみましょう。
himalaya
「himalaya」では、月額750円で10,000点以上のオーディオブックが聴き放題になります。最新作やベストセラーなどのオーディオブックの聴き流しにとどまらず、会話形式のポッドキャストに至るまで約50万点にものぼるコンテンツが充実しています。
本にとどまらずラジオなどの音声メディアが好きなかたにおすすめのサービスといえるでしょう。さらにポッドキャストでは、インフルエンサーがニュースやビジネスのノウハウについて配信。知識や教養を深めることができそうです。
子供向けの童話シリーズもかなり充実しており、朗読を流しながら自分も子供と一緒に寝ることもできます。
audiobook.jp
「audiobook.jp」は、人気のビジネス書や小説を月額750円で聴き放題のサービス。audiobook.jpのみどころは、トップページがまるで本屋のようになっているところ。「ベストセラー」「映像化作品」など、本屋のコーナーにそっくりです。わざわざ本屋に足を運ぶことなく、最近の売れ筋本をチェックできるのは、本から情報源を得るビジネスマンにとって時短にもなるうえ便利ですよね。
audible
Amazonが展開するオーディオブックサービス「audible」。登録後、有料会員では月額1500円で、月1冊のご自身でセレクトした本、そして無料でもらえるボーナスタイトルのオーディオブックが視聴可能に。ちょっと料金が高いので、オーディオブックマニアの方に人気があります。国内外の書籍を取り扱うAmazonだからこそ、国や出版社問わずいろいろな本を聞き流したいかたにおすすめのサービスです。
kindle自動読み上げで書籍をオーディオブック化する方法まとめ
この記事では、「kindle自動読み上げで書籍をオーディオブック化する方法」について書きました。
kindleの自動読み上げは、スマホのデフォルトの機能を使えばすぐに設定することができます。
しかし、機械的な音声で読み上げをするので、実際に使ってみるとすぐに飽きてしまうことが多いです。
オーディオブックを聴くなら、きちんとオーディオブックを収録しているアプリを使うのがおすすめです。
これらのアプリは無料でダウンロードできる上に、本当なら有料のオーディオブックが30日も無料で聴き放題なので、ぜひ一度、オーディオブックを試してみてくださいね。